祈りのかたち~悠久の絆 奈良・東北のみほとけ展に寄せて~

 東日本大震災から13回忌となる2023年に合わせて実施される特別展「悠久の絆 奈良・東北のみほとけ展」。
法隆寺、西大寺、唐招提寺を中心とした奈良の名刹の逸品と東北の寺宝が一堂に会するものです。
番組では、僧侶であり芥川賞作家でもある玄侑宗久(げんゆうそうきゅう)氏が、日本仏教の始まりの地、奈良を訪れ、鑑真らと対面。
宮城、福島など東北各地の仏像にも心を寄せ、人々が仏教の教えとどう向き合い、仏像にどんな祈りをささげてきたのかを見つめます。
そこには未曾有の自然災害や疫病から立ち上がってきた人たちの心の物語が、時を超えて垣間見えてくるはずです。
復興を願う、みほとけの姿を通して震災の記憶を未来へ繋ぎ、東北の魅力を再発見します。

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