ようこそウォッチンガーデン

Jこと佐々木淳吾が、早坂ひろみ先生にガーデニングのいろはから教えて頂くコーナー。ますますパワーアップしました!
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平成23年8月18日(木)放送
画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 画像 緑のカーテン 表彰します!

今年の夏は東日本大震災の影響で電力供給が万全でないため、節電が叫ばれました。
皆さんも実際にエアコンを我慢したり、電灯を小まめに消したりと、あちこちで取り組まれたのではないでしょうか?

節電を志すうえで注目されたのが「グリーンカーテン」です。
ご存知、つる性の植物をネットなどに這わせて日よけに利用するというものです。
コチラも昨今、取り組む人が増え、実際に「ウォッチンガーデン」のコーナーでもテーマとして取り上げました。(2011.6.9.)

今回は実際にグリーンカーテン作りに成功し、一定の成果を上げている人達を訪ねて勝手に表彰してしまおうという、題して「ウォッチン!グリーンカーテンコンテスト」を開催したのでした。
早坂ひろみ先生と、お出かけして来ましたよ。

まずお邪魔したのは、JR長町駅西口にある独立行政法人「UR都市機構」。
何とこのオフィスでは、ゴーヤプロジェクトチームなるものを結成してグリーンカーテン作りに励んでいるとの事で、さっそく建物裏=南側に回って見せて頂きますと……スゴイ!
2階の窓に届くゴーヤのツル!!朝顔も混じっています。ツツジの生垣があった敷地に、現在はゴーヤなどの苗を植えているのですね。

リーダーの南課長によると、節電を意識して始めたこの立派なグリーンカーテン。
目標は屋上まで届くように育てる事だそうです。
水やり当番の方もいたりして(休日も会社に出て来ているのだとか)、皆さんでコミュニケーションを取りながら気にかけている様子でした。
収穫したゴーヤは、小武海(こぶかい)さんが佃煮にして昼食時にオフィスで振る舞ったりしているそうです。

まさに一丸となって取り組んでいる、UR都市機構のグリーンカーテン!
皆さんには「笑顔がいっぱいの職場で賞」を贈らせて頂きました。
コレからも頑張って下さいね。


続いてお邪魔したのは、青葉区みやぎ台にお住まいの山寺亮(あきら)さんのお宅。
山寺さんのグリーンカーテン作りは、何と4年目。ベテランです!

アサガオとナガイモを栽培している山寺さん。
実はこのナガイモという植物が10月頃まで葉が枯れないという事で、遮光効果が長く続くそうです。
経験者ならではの、非常に有効なアドバイス。
イモを掘るのは少し大変になるそうですが、ぜひ皆さんも来年以降チャレンジして頂きたいです。

山寺さんには「ナガ〜く愛してますで賞」を贈らせて頂きました。


さて、続いては利府町にお住まいの鹿野真由美さんのお宅。
何とコチラでは、ブドウを使ったグリーンカーテンを作っています。
ご主人がもう10年ほど、丹精込めて育てている力作なのだとか。
巨峰、すでに色付きつつあります!
黒くなった実を1粒頂きました。甘くてとっても美味しかったです。

ただ、本格的な収穫はコレから。
鹿野さんには「早く食べたいで賞」を進呈しました。


おしまいに訪れたのは、青葉区八幡の宮城第一高等学校です。
校舎のベランダ側に回ってみると、2年1組だけ立派なグリーンカーテンが出来ているではありませんか!
夏休みの貴重な時間を割いて、柳澤先生と3人の生徒さん(斎藤さん、加藤さん、大友さん)に集まって頂きました。

柳澤先生は本来、日本史を教えているとの事ですが、子ども達にガーデニングの楽しさも知ってもらいたいと、ゴーヤの苗を買って来て、グリーンカーテン作りを始めてみたそうです。
その効果はてき面で、特に午前中は葉の蒸散作用で吹き込んで来る風が涼しくなり、勉強の効率も上がったそうです!
コレはテストの点数UPも間違いなしですね!!

それにしても、番組のグリーンカーテンは何だかどこにも負けてるな〜(汗)。
皆さんすごい。脱帽です。

 「宮一」の女子高生たち、観察日記が面白い。
 「めっちゃ伸びた(17cm)」
 「昨日より成長した」

ノートの1ページに、たった1行だったりする。シンプルな文字が並ぶ。とってもユニークです!
しかも苗の1つ1つに名前を付けていて、コレが東方神起のチャンミンやユンホ、それに格闘家のチェ・ホンマンだったり……グリーンカーテンの世界も「韓流」という事でしょうか?

宮城一高2年1組の皆さんには「めっちゃ伸びたで賞」を差し上げます。


グリーンカーテン作りの現場には、笑顔がある。
職場や学校であれば、そこに必ず会話も生まれる。
どれぐらい成長したかな?実は付いたかな?
そういった会話が、自然と始まるようなのです。
本来「節電」をきっかけにクローズアップされたものですが、そこには思わぬ効果が生まれているのでした。
皆さんも、ぜひ!


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