「能登半島地震の発生から2年②」
南志見住吉神社 宮司 中川直哉さん
松尾武アナウンサー 取材リポート
1月6日の放送で被災地の様子を伝えていただいた輪島市南志見地区に住んでいる中川直哉さんへのインタビューの続き。今回はなかなか進まない住宅再建や、仮設住宅団地での暮らしの様子について中川さんに伺った。
中川さんの住宅には昨年夏から大工さんに入ってもらっているがなかなか進まないのが現状、地元の大工ではなく金沢のハウスメーカーに頼んだが、100キロ以上離れたところから通うのと、掛け持ちがあるため、1週間来て1カ月来ないという事もあるとのこと。また、運搬費もかかるため工事費がかさんでいると中川さんは話す。業者からは電気屋さんが足りず、配線ができないため壁を貼ることができないという声も出ているそう。
仮設住宅団地での暮らしについては、炊き出しやイベント、ちょっとしたお祭りなどを行ったり、畑をしたいという高齢者の声から休耕田を利用して何人かのグループで畑を作ったりと、皆さんそれぞれ楽しんでいると中川さんは話した。
「今月6日の島根東部を震源とする地震について」
東北大学災害科学国際研究所 教授 遠田晋次さん
根本宣彦アナウンサー 取材リポート
今月6日に島根県東部を震源とするM6.4の地震では島根県と鳥取県で震度5強を観測。この地震はゆっくりとした大きな揺れで、高層ビルなどに被害をもたらす長周期地震動を観測、4段階の階級で最大の4を鳥取県西部で記録した。
今回の地震は横ずれ断層型という地震で熊本地震と同じような断層で、島根県ではこれまでに知られていない断層での地震だった。2週間経ち余震は減ってきているが、今後も同規模の地震が起きる可能性があるので備えが必要であると遠田教授は話す。
長周期地震動で階級4を能登半島地震以来に記録されたことについて遠田教授は地震の規模が大きかったことと、軟弱な地盤で起きた地震であったことが理由であると考えられると話す。高層マンションだと共振を起こして家具などが大きく動くことがあるので、しっかりと固定することが大切だと話した。
