ウォッチンチェック

放送日:2025年9月22日(月)
まちと人をつなぐ農園&NEWスタイルcafe

■おひさま村農園
いまでは地域の交流の場にもなっている農園。代表の鈴木仁一さんは教員を早期退職し、中学時代の仲間・三橋さんと2019年にスタートしました。
東日本大震災以降、人口の減少と高齢化が進んでいた山元町の未来に不安を感じ、増え続けている山元町の“放棄耕作地”を借りうけ農園を作ることで地域活性化のきっかけになればと様々な試みを続けています。
いまこちらの農園で収穫が盛んなのは「イチジク」。完熟してから収穫するので皮がやわらかくまるごと食べることができます。
イチジクの栽培には山元町の競走馬のトレーニングセンターの馬のたい肥を使用。木の根元にまくことでゆっくりと土壌が改良されていき、それがイチジクの栽培には向いているのだそう。地元ならではの“循環”です。
こうやって育てたものは着実にファンが増え、遠方からわざわざ買いに来る人や飲食店を営む方も直接仕入れにくるのだそう。
おひさま村農園では地元の人が収穫のお手伝いにきてくれたり、農業体験を開いたりもしています。
ただ作るだけではなく、そのものができる背景を大切に…そしてそこに人が訪れ、出会って…『またいきたいな』と人が集まるあたたかい小さな村のような場所になっていきたいと鈴木さんは話してくれました。

※農業体験のお問い合わせ
 いちじくの購入は電話予約がおすすめです
 「夢いちごの郷」「道の駅かくだ」でも販売あり
 生食用のバナーネは10月中旬ころまで

山元町八手庭北ノ入40
0223-23-0044

■みちくさ食堂
ふらりと道草したくなるような居心地の良い場所にと今年3月にオープン。和を中心としたランチメニューを提供しています。
料理人であるご主人が食事のメニューを、スイーツは奥様が考案しているのだそう。
『おひさま村農園』で仕入れたイチジクを一番おいしい状態でスイーツにしています。
パフェは、生食のおいしさを堪能してほしいとまるごと1個を。チーズとの相性が良いのでチーズケーキに使い、ブリュレして濃厚さを増したイチジクを。
道草しても味わってほしいこの時季だからこそのおいしさです。

※無花果パフェ 1,000円(午後1時~の提供)
 無花果のブリュレチーズケーキタルト 650円
 無花果のグラスショートケーキ 650円
 みちくさ豆皿定食 1,680円

営業:午前11時~午後4時 日曜・月曜休み

亘理町逢隈十文字牛頭214-1
080-3145-4993
@michikusa2025

■カブコーヒー/カブサカバ
『コグマ』のロゴが愛らしいこちらのお店は、昼はカフェですが、夕方からのバータイムではお酒とおつまみはもちろんカフェメニューも楽しめるという新スタイルのお店。
カフェいち推しメニューは中身が日替わりのモナカ。季節のフルーツにこだわった本日のショートケーキも人気です。元バリスタが淹れる本格コーヒー、パティシエお手製のスイーツを楽しめます。
バータイムのおつまみもお酒が進む逸品ばかり。
お酒を嗜む人もコーヒーを楽しむ人も一緒にカウンターで過ごせる新たな社交場です。
ちなみに“カブ”とは猛獣の子供を意味するそう。オーナーの竹中さんはもともと「竹中商店」という居酒屋を経営。そのロゴがクマ…その子供ということでこ『コグマ』がロゴになったんだそうです。

※本日のコグマモナカ 600円~(日替わりの為)
 本日のショートケーキ 650円~
 カブコーヒー 500円

営業:午前10時半~午後11時(LO 10時)

仙台市青葉区本町2-10-5
070-9010-7505

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