ウォッチンチェック

放送日:2025年6月30日(月)
涼を求めて白石の旅

■白石温麺専門店つりがね庵
白石市の特産のひとつ白石温麺を製造するきちみ製麺は明治30年に創業。敷地内で直売所と温麺のおいしさを届ける店舗を運営しています。
茅葺屋根の武家屋敷をリノベーション。さらにアプローチ部分は、きちみ製麺の温麺つくりを象徴する麺を乾燥させる風景を思い起こさせます。
吉見家はもともと片倉小十郎の家臣を代々務めていたこともあり、店内には片倉家の旗印“釣り鐘”を模した和紙の照明器具も。
ゆったりと新たな温麺のメニューが味わえるお店です。
冷たくてしっかりと鶏のうまみを感じられる「冷やし鶏手延べうーめん」は紅花油でコクをプラス。シンプルに3種のたれで味わうメニューもおすすめです。
月替わりのメニューも人気。7月はたっぷりのマグロと山かけがのったメニューが登場します。

※期間限定 冷やし鶏手延べうーめん 1,600円
 伝統の味3種のたれで味わう手延べうーめん 1,500円

営業:午前11時~午後2時15分LO(土日祝 午後2時半LO)
   第2・3火曜/木曜休み

白石市本町46
0224-26-2526
https://instagram.com/tsuriganean/

■梅花藻
梅花藻(ばいかも)とはキンポウゲ科多年水草で14~15℃前後の清流を好み、白石市の沢端川などで見ることができます。
6~7月ごろに白く小さい可憐な花を咲かせ、地元の人々にも愛されています。全国的にも生育場所は限られており、準絶滅危惧種でもあるそう。
地元の白石高校自然科学部生物部では、その梅花藻の保全・周知活動など行っています。川の清掃や雑草取り・水温の調査などを続け、梅花藻の自生を手助けしています。
2年前には洪水対策で梅花藻の自生する堀の工事が行われる際に、行政に働きかけて梅花藻を傷めたり全滅させることのないように配慮して工事を進めてもらいました。
また、万が一自生が絶えてしまうようなことが起きた時のことを想定し、水槽で梅花藻の育成も行っています。
さらに梅花藻の魅力を広めるために、レジンを使った梅花藻デザインのアクセサリーつくりにも挑戦しています。まちの宝を守る活動です。

https://x.com/hakko_biology

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