JNN三陸支局から西島佐知浩記者
気仙沼、まちづくりコンペについて。可動式防潮堤が支持を集める。
言葉の壁を越えた外国人ボランティアの温かさ
リポート:林朝子アナウンサー
東松島市の仮設住宅に住む武田政夫さん。野蒜にあった自宅は津波で全壊し、奥様の行方がいまだ分かっていません。しかし、武田さんはある方との出会いがきっかけで前向きになれたと言います。
その方はカナダからボランティアで日本へ来たエリザベスさん。言葉の隔たりはあるものの、武田さんの話に耳を傾け、祭壇に手を合わせてくれたそうです。初めて触れ合う外国人の温かさに武田さんは心から感動。エリザベスさんの帰国後も文通が続いています。
これをきっかけに武田さんは自宅に閉じこもらず、積極的に外へ出て人と触れ合うようにしたそうです。すると、出会いがどんどん広がっていったそうです。
そのエリザベスさんが6月に再来日する予定とのこと。武田さんはその日を心待ちにしています。
石巻市・十三浜地区の取材
リポート:藤沢智子アナウンサー
先週26日(木)に石巻市北上町の宮城県漁協十三浜支所で漁業資材の贈呈式が行われました。支援された資材、箱メガネや浜ポール等を手にした漁師さん達は嬉しそうな表情をしていました。
ちょうど十三浜ではこの日、ワカメの出荷作業が行われていました。十三浜支所運営委員長の佐藤清吾さんに話を聞いたところ、ワカメは順調とのこと。現在は80人ほどで作業をしており、5月10日に最終入札が行われるそうです。十三浜のワカメは健在!と言っていいのではと思いました。