3.11みやぎホットライン

月曜 19:00~19:30
tbcラジオ AM 1260kHz

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2013年2月4日(月)放送

JNN三陸支局から野口剛記者

気仙沼の生活再建を阻む土地不足について

石巻市 大室南部神楽保存会 取材リポート
リポート:藤沢智子アナウンサー

石巻市北上町に大正時代から伝わる大室南部神楽。石巻市の無形文化財に指定されています。去年夏のホットラインスペシャルにも出演してますので、覚えている方も多いのではないでしょうか。
大室と言えば石巻市北上町十三浜の一つ。あの津波で壊滅的な被害を受け、住民は今も各地の仮設住宅や、いわゆるみなし仮設でバラバラに生活しています。道具も神楽の師匠も失ってしまったのですが、今年5月に復活祭を行うことが決まりました。震災後、こんなに早く復活するとは誰も考えていませんでした。この復活のきっかけを作ったのが、京都出身のボランティア、日方さんです。
今では十三浜に移り住んで、仮設住宅を回って住民とお茶を飲みながら話をして、様々な支援活動を続ける日方さん。神楽の存在を知り「何とか支援したい!」と思って単身で石巻市教育委員会に飛び込んだそうです。
そんな日方さんを見て、子供のころから神楽が身体に染みついている地元の若者たちが中心になって活動が再開、そして復活祭に漕ぎ着けました。現在、道具の準備や舞いの練習が仕事の合間を縫って進められています。念願の復活に向けての練習風景、皆さんの笑顔が絶えることはありませんでした。
大室南部神楽保存会の復活祭は今年5月4日(土)、午前10時から午後3時まで、大室漁業共同作業所で開催される予定です。

岩沼市 がんばっと玉浦 取材リポート
リポート:飯野雅人アナウンサー

先週の放送で岩沼の集団移転についてリポートしました。玉浦中学校の西側、約200haの農地を転用して約400個が移り住む予定です。その場所の近くに集会所のような地域の拠点施設「みんなの家」が建てられることになっています。その構想に携わったのがNPO法人がんばっと玉浦の皆さんです。この「みんなの家」についてがんばっと玉浦の氏家さん、谷地沼さんに話を伺いました。
みんなの家の設計を手掛けたのは建築家の伊藤豊雄さん。仙台メディアテークなどを手掛けた世界的建築家です。伊藤さんは被災地に「みんなの家」を建設するプロジェクトを行っており、先月には東松島市のグリーンタウンやもとにみんなの家を完成させたばかり。玉浦では来月に起工式が行われ、6月には完成予定のスケジュールです。外観はビニールハウスをイメージしてあり、ガラス張りで開放感がある斬新な造りになっているそうで、氏家さん、谷地沼さんも驚いたとのことです。
また、みんなの家の向かいには高齢者向けの福祉施設も出来るので、車いすでも使えるトイレを提案したり、かまどを皆で作って完成したら親子でピザを作ったりしようと、考えているそうです。他にも、住民の人達がお茶を飲むスペースや、学校帰りに子供たちが勉強したり遊んだり出来る場も予定しています。そうすることで玉浦の情報発信の拠点にしたい、と氏家さん、谷地沼さんは力強く話をしてくれました。

番組へのメッセージ

番組へのおたよりおよび災害時の情報は以下方法で受け付けております。

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