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2014年5月12日(月)放送

気仙沼市 磯屋水産 代表 安藤竜司さん 取材リポート
リポート:伊藤晋平アナウンサー

気仙沼魚市場の前に店を構えていた安藤さん。「魚市場前磯屋水産」として長く商売をしていたこともあり、震災後も魚市場前での営業再開に強いこだわりを持っていました。しかし、道路の拡幅や建築規制等の要因が重なり断念せざるを得ませんでした。
それでも海の前での営業への想いは変わらない安藤さん。仮設店舗などでの営業を経て再び海の前に戻ってくることができました。港町のカフェ「K-port」の隣です。このK-portのオーナーは俳優の渡辺謙さん。海の前に賑わいを取り戻したいと思いながら安藤さんがスケッチブックに描いた1枚の絵。これを見た謙さんが「俺、これやっていいかな?」と支援の手を差し伸べました。謙さんはメディアテークなどを手掛けた建築家の伊藤豊雄先生に声をかけたりと奔走し、安藤さんのお店は再建されました。
海の前に店を構えることにこだわった安藤さん。気仙沼は海の街、海がなければただの田舎街。汽車や電車で来る人よりも、船で海から来る人の方が多いくらい。そこには安藤さんの気仙沼という街への強い想いがありました。

仙台市宮城野区中野 ギャラリー写真蔵 菊田菊夫さん 取材リポート
リポート:飯野雅人アナウンサー

菊田菊夫さんは仙台港北ICの近くで物流会社を経営しています。震災当日、2mの津波に襲われましたが、大型トラックの荷台に乗って津波から逃れました。社屋の2階には社員や近隣の住民50人ほどが避難しました。
その菊田さん、20数年前から趣味で写真撮影をしています。菊田さん所有の撮影機材は津波で流され、残った物も海水に浸りほとんどが使用不能に。しかし、自宅に1組だけデジカメとレンズが残りました。菊田さんはそれを使って写真を撮り始めました。最初は会社周辺の被害状況、その後は休日を利用して岩手の沿岸地域や福島の被災地の写真を撮影し、その数は3万枚に及びました。
それらの写真を多くの方に見てもらうべく、菊田さんはギャラリーを開設しました。震災当時は避難所として使用した会社の2階フロアを改装。無料で誰でも見ることができます。またインターネットで一部の写真も公開しています。薄れつつある震災の記憶を後世に残したいという強い想いが込められています。

ギャラリー写真蔵は宮城野区中野、仙台港北IC近く。産業道路沿いの㈱リンカイ物流の2階。午前10時から午後5時半まで。日曜、祝日はお休みです。
ホームページ http://kikuta-kikuo.com/

番組へのメッセージ

番組へのおたよりおよび災害時の情報は以下方法で受け付けております。

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