山元町にんにく農家 内藤靖人さん 取材リポート
袴田彩会アナウンサー
山元町の海岸から500mほど離れた畑で、埼玉から移住してきた農家さんが育てている“にんにく”の収穫を袴田アナウンサーは体験してきました。内藤靖人さんは震災後ボランティアで山元町に入り、通い始めて2年目に移住しました。理由は、人が減少していく様子を間近で感じ、山元町は「震災に負けてはいけない場所」だと思い未経験だった農業で山元町を元気にしようと始めたそうです。今では6000株のにんにくをひとりで育てて収穫しています。
最近の山元町では若者が街づくりに声を上げるようになり、だんだんと仲間が増え、つながりが大きくなってきました。つらさも孤独も経験した内藤さんは、山元町が仙台市の次に活気のある街になるよう、新たな山元町の魅力を発信していくことを目標としています。山元町の活気ある街づくりは、これからも目が離せませんね。新しいイベントなども注目です。
南三陸さんさん商店街・石巻おがつ店こ屋街取材リポート
藤沢智子アナウンサー
南三陸さんさん商店街を久しぶりに訪ねた藤沢アナウンサー。お昼前ということもあって大変賑わっていました。いつも立ち寄る「千葉のり店」のご主人は、「志津川の町はかさ上げ工事が進み、新しい町に全体的に変化しているものの、来年3月の商店街の移転には不安を感じている」と話してくれました。
また、商店街には千葉大学のボランティアの学生が被災地視察に来ていました。復興状況について関心を高くもっていて、店の人達や地元の方々と交流をしていました。現状を戻って報告し、進捗状況をみんなで共有したいということです。 さらにその後、石巻おがつ店こ屋街にもお邪魔しました。今月4日にオープンしたばかりの伝八寿司さんも、大変忙しそうでした。来週7/3(日)には「おがつ・夏・海鮮まつり」も開催されます。この時期旬のウニの販売も見逃せません。ぜひ足を運んでみてください。
■「おがつ・夏・海鮮まつり」
日時 7月3日(日)午前8時~午後1時
場所 おがつ店こ屋街
内容 物販ブースやステージイベント、ウニの販売(整理券配布8時~)、雨天決行