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2017年3月13日(月)放送

石巻市「」(かぎかっこ)プロジェクト 高校生百貨店
古野真也アナウンサー取材リポート

石巻市で活躍しているNPO法人「」(かぎかっこ)プロジェクトの取組を取材しました。「」プロジェクトは、高校生(男子3人、女子10人、先輩大学生5~6人)、運営スタッフ3人で構成されています。
石巻市への「地元愛」を探してもらいながら、高校生が自分達で企画したイベントや商品開発を行っています。
石巻出身の高校1年生、千葉さんは中学校3年生の時に友人から誘われたのがきっかけで参加しています。プロジェクトのひとつ「高校生百貨店」は、高校生がバイヤーとなり石巻圏域の東松島市、女川の地域商品を仕入れ、仙台市や東京など各地のイベントに参加し店頭販売なども行っています。
生産者の声も添えて商品をPR販売することは、地元、石巻市のことも知っていなければなりません。また、生産者の方についても詳しく知っていなければなりません。仕入れの段階から生産者の方々とコミュニケーションをよくとり、対面式の販売では物の良さだけではなく、人が見えるような話をしていきたいということです。
イベント会場では「石巻市の被災の状況」をもよく聞かれるそうです。涌谷出身の熊谷君が伝えたい、高校生目線の石巻市の魅力とは、“石巻市は「被災した街」だけではない、力強い街であることを強く印象付けたい”と思いを持っています。
3月18日(土)からは東京で販売会がはじまります。そしてはじめて、商品のひとつに東松島市のソックモンキー「おのくん」が加わります。宮城県、そして石巻市の現状を東京でたくさんの方に伝えてきて欲しいですね。

TTT(つなぐ・ティーンエイジャー・ツアーガイドオブ野蒜)尾形祐月さん
高校を卒業して、今思うこと。
伊藤晋平アナウンサー取材リポート

高校生活の多くの時間を注いできた「語り部」の活動を、この春の高校卒業とともに一区切りさせた仙台白百合高等学校卒業生、尾形祐月さんにTTT(つなぐ・ティーンエイジャー・ツアーガイドオブ野蒜)の活動を振り返ってもらいました。
2011年3月11日は、野蒜小学校からの帰宅途中に尾形さんは地震、津波に遭遇しました。この日は「野蒜駅前商店街マップ」が完成し授業で発表が終わって「野蒜の街の役にに立てる仕事ができたのかな」と思っていた矢先での被災でした。この日を境に、街の景色が一変してしまいます。
尾形さんは、その「野蒜駅前商店街マップ」を手に東松島市野蒜地区でガイドを続けてきました。発表の日には形のあった町並みが今はそのガイドマップにしか残っていない現実。東松島市野蒜地区を訪れる人々には、そのガイドマップを見せながら「ここは今、更地にしか見えませんが、本当はこんなに住宅があって、こんなお店や生活があったんです」と説明した事が多くありました。
目に見える風景と、思い出に残る風景の違いを説明するのは大変難しいことでしたが一生懸命話すことでたくさんの皆さんに野蒜を知ってもらうことが出来た、と話してくれました。
これからは、関東地域での新たな大学生活が始まりますが、今までの経験、そして震災、防災への思いは消える事はありません。新生活で新たに出会う人たちと話すことで、より深い思いや考えが浸透してほしいものです。

番組へのメッセージ

番組へのおたよりおよび災害時の情報は以下方法で受け付けております。

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