3.11みやぎホットライン

月曜 19:00~19:30
tbcラジオ AM 1260kHz

radikoで聴く

2023年7月3日(月)放送

SAY’S東松島 代表・山縣嘉恵さん
大久保悠アナウンサー 取材リポート

市民活動グループ「SAY’S東松島」では、地震・津波をテーマにした「もし地震が起こったらね」という伝承の歌をワークショップで紹介したり、語り部活動をしている。今回は代表の山縣嘉恵さんにお話をうかがった。
山縣さんは仙台の出身で、結婚を機に旧鳴瀬町に移住。東日本大震災発生時は野蒜の自宅にいた。小学生の息子を避難場所の地区センターに置いて、義理の母を迎えに帰宅。義母と地区センターに向かい、息子と一緒に野蒜小学校に避難。体育館がいっぱいだったため、校舎の3階に避難した。
被災経験から「反省から学ぶ防災」を自ら勉強しながら伝えていこうと思い立った山縣さん。「女性防災リーダー養成講座」を受講し、防災士の資格も取得。JICA支援の東松島みらい機構HOPEが実施する、東松島とインドネシアのバンダ・アチェ市の相互復興の取り組みに派遣され、1週間渡航。現地で「もし地震が起こったらね」の震災伝承の歌に出会った。インドネシアで聞いた歌の歌詞には、安政5年(1854)の安政南海地震による津波が現・和歌山県広川町を襲った際、稲むらに火をつけ、津波から逃げ遅れた村人を高台へ導いて多くの命を救った逸話「稲むらの火」の故事にもなった濱口梧陵のことが盛り込まれていた。山縣さんはインドネシアの直訳してもらった歌詞にアレンジを加えて歌を完成させた。コロナ前には、まちびらきのお祭りで歌を披露していた。現在はワークショップの中のプログラムで紙芝居と合わせてSAY’S東松島のメンバー5人で弾き語りして「楽しみながら防災を日頃から意識してもらおう」と活動している。今後も東松島市野蒜の市震災復興伝承館での公開語り部を開催するほか、ワークショップなどを通して市民同士を繋げ、経験を次に繋げる活動をしていく予定。
歌「もし地震が起こったらね」は地元のデザイナーさんが手がける地元の情報が掲載されたウェブサイト「MOOKS」で聞くことができる。
保育園のいす取りゲームの際の歌など取り入れてほしい、お守り替わりにこの歌を知っておいてもらい、いざという時に思い出して避難行動に繋げてほしいと山縣さんは話す。

番組へのメッセージ

番組へのおたよりおよび災害時の情報は以下方法で受け付けております。

バックナンバー一覧

3.11みやぎホットライン
トップに戻る