「宮城県沖地震発生確率更新」
東北大学災害科学国際研究所 今村文彦教授
根本宣彦アナウンサー 取材リポート
政府の地震調査委員会は今年の1月1日時点で宮城県沖地震の30年以内発生確率を、これまでの「70%~から90%」を「80%~90%」へ更新をした。
宮城県沖では1897年から2011年までの110年間に4回発生しており、平均の発生間隔はおよそ38年、東日本大震災からはすでに14年経過し、それに今後30年を足すとこれまでの平均発生間隔よりも長い期間になる。
地震はいつ起きてもおかしくない。日本全体を考えると最近は活動期とも言われているので、建物の耐震化、室内の転倒防止、非常持ち出し物の備えなど、一度点検をして欲しいと今村教授は話した。
「ファミリーツリー朗読ワークショップ発表会」
製作委員会代表 伊藤み弥さん
スタジオ生出演
2月9日に気仙沼市で開かれる「ファミリーツリー」朗読ワークショップ発表会について政策委員会代表の伊藤み弥さんにお話を伺った。
「ファミリーツリー」という物語は名取市閖上出身の相澤一成さんが東日本大震災で被災した古里閖上の風景を残そうと書き下ろした演劇作品で、これまで美田園の仮設住宅や宮城野区文化センターなどで公演をされていた。今回閖上の物語が方言や出てくる地名を変えて気仙沼の物語に生まれ変わった。10月から行われている稽古には小学4年生から80代までの12人が参加している。
「ファミリーツリー」朗読ワークショップ発表会は9日(日)の午前11時から気仙沼市の新月公民館研究室で開催。