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2025年3月24日(月)放送

「国境なき劇団 演劇プロジェクト のとがたり」
国境なき劇団 代表 八巻寿文さん
大久保悠アナウンサー インタビュー

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震を契機として立ち上がった舞台芸術団体「国境なき劇団」。演劇人たちがつながり、各地の手助けや支援をしあったり、被災した人達の心を演劇などで癒している。物資を運んだり傷をいやしたりすることはできないが、被災者の話を聞くことができ、それを演劇として伝えることができるという思いがある。
3月30日には石川県立図書館で能登を舞台にした「のとがたり」という演劇プロジェクトを開催する。
八巻さんは金澤の演劇人と共に何度も被災地に訪れ、集会所などでお話を聞いてきた。
「のとがたり」では金沢の演劇人4人が能登に生きる4人の人生をそれぞれ語り、座談会も開催される。「国境なき劇団」は金沢と能登を繋げる橋の橋げたになれればと八巻さんは話した。

「小学生の震災伝承ボランティア解説員」
田中杏さん・安斉みゆさん
増子華子アナウンサー 取材リポート

石巻市の「みやぎ東日本大震災津波伝承館」には小学3年生のボランティア解説員が2人いる。ボランティア解説員は次世代の震災伝承の担い手育成を目的に、県と東北大学災害科学国際研究所が小中学校や大学生、専門学生を対象に2022年度から募集しているもので、施設を訪れた人に展示の説明をする。このボランティア解説員に小学生として初めて認定されたのが、仙台市の小学校に通う田中さんと安斉さんの2人。
家族からの震災経験を聞くうちに震災を身近に感じ興味を持つようになった2人は、小学生ならではの視点で展示の説明をしている。
英語が得意であるという2人は今後の目標として、外国人にも日本人にもわかりやすく伝えていきたいと話した。

番組へのメッセージ

番組へのおたよりおよび災害時の情報は以下方法で受け付けております。

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