「文化財レスキュー」
東北大学災害科学国際研究所災害文化アーカイブ研究分野 蝦名裕一准教授
根本宣彦アナウンサー 取材リポート
4月28日に放送した文化財レスキューの活動について、東北大学災害科学国際研究所災害文化アーカイブ研究分野准教授の蝦名裕一さんに伺ったお話の後編。
災害時の文化財レスキューの持つ意味について、被災した地域の文化にとって文化遺産が必要不可欠なもの、これからの復興を考えるよしなになるという意味をもつと蝦名准教授は話す。
これからの課題としては、文化遺産の行き先や保存の問題がある。文化遺産は地域文化にとってかけがえのないものなので、これをどのように守っていき後世に伝えていくかというのが大きな課題になっていくと蝦名准教授は話した。
「気仙沼の復興や地域おこしについて」
コヤマ菓子店 小山裕隆さん
電話インタビュー
気仙沼市魚市場前に店舗を構える、明治19年創業の「コヤマ菓子店」。ゴールデンウィーク中は観光客の来店も多く、名物であるバナナジュースの売れ行きも好調だった。
震災後から気仙沼の復興や地域おこしに関わってきた小山さんに現在の気仙沼について伺うと、4月からは他県からの移住者も増えてきて新規事業などにチャレンジしているそうで、地元の住民も移住してきた若者を支えられるように活動をしていこうと考えていると小山さんは話した。