「ゆりあげかもめの活動について」
ゆりあげかもめ 代表 佐竹悦子さん
三保谷元アナウンサー 取材リポート
名取市を拠点に活動する防災市民団体「ゆりあげかもめ」。2014年に震災を体験した人たちで立ち上がった団体で、実技を通して防災を学ぶことを目的に、ワークショップや講話を行っている。
実技の一つとして「ほのぼのあかり」作りというものがある。これは、空き瓶、アルミホイル、ティッシュペーパー、サラダ油があればできる電灯で、ぼんやりとした温かい灯りをともすことができる。
佐竹さんが実技を大切にしているのは、身体で覚えたものは忘れないこと、そして実際に作ったものを持ち帰るとそれを見るたびに学んだことを思い出すからだと話す。
これからも防災を自分事としてとらえるためのきっかけになれるような活動をしていきたいと佐竹さんは話した。