「青木地震津波防災官インタビュー」
仙台管区気象台 地震津波防災官 青木元さん
根本宣彦アナウンサー 取材リポート
今年4月に仙台管区気象台の地震津波防災官に着任した青木元さんへのインタビュー。
地震津波防災官は地震火山課の中で主に、地震津波防災の普及啓発や関係機関との連絡調整を行っている。今の季節は各市町村に訪問して自治体の防災担当と意見交換をしているそう。
小学生の頃に映画「日本沈没」を見たことで地震津波の分野に興味を持つようになった青木さんは、大学受験の頃に気象が好きだったこともあり地球物理学を学びたいと思い、1学年15人という狭き門である気象大学校へ進学。
気象庁に入庁後は各地方の気象台などに赴任後、今年4月から地震津波防災官として仙台管区気象台に勤めている。気象庁には43年勤務し、4分の3は地震関係の業務に携わってきた。
地震津波防災官としては今後、ブロック塀の崩壊など身近にある危険なことへの呼びかけや、市町村の役場の方と連携しながら普段からの地震・津波への備えを呼びかけていきたいと話した。
