「カムチャツカ半島地震」
仙台管区気象台・地震津波防災官　青木元さん
仙台市防災・減災アドバイザー　早坂政人さん
根本宣彦アナウンサー　取材リポート

7月30日に発生したカムチャツカ半島付近を震源とする巨大地震について、番組の前半では仙台管区気象台・地震津波防災官の青木元さんにどのような地震、津波だったのかを、後半では仙台市防災・減災アドバイザーの早坂政人さんにスタジオにお越しいただき当時の仙台市の対応や避難状況についてお話を伺った。
この地震によって県内では仙台港で90cm、石巻港で70cm、石巻鮎川で50cmの津波を観測。JR多賀城駅前を流れる砂押川では白波を立てて津波が遡上してくる様子も確認されている。仙台市では対象エリア24ヵ所に避難所が開設され、仙台うみの杜水族館や津波避難タワーなどの津波避難施設や仙台東部道路の避難階段や避難の丘など津波避難場所も同時に開設された。
今回のような遠地津波では危険が迫っているという認識ができず、避難が遅れてしまうこともあるので、津波情報を見聞きしたら正しい情報を入手し、落ち着いて行動することが大切である。