「能登半島地震の発生から2年」
南志見住吉神社 宮司 中川直哉さん
松尾武アナウンサー 取材リポート
能登半島地震から元日で2年となり、被災地のお正月の様子や昨年1年でどのような出来事があったのかを、輪島市南志見地区にお住まいで南志見住吉神社の宮司でもある中川直哉さんに伺った。
南志見住吉神社は能登半島地震で拝殿が全壊し、一昨年の11月に公費解体で撤去され更地の状態となっていて現在も再建の見通しも立たない状態。例年だと元旦は祭りをするが、今年も昨年同様一人で神事を行うだけだったと中川さんは話す。
そんな中、7月30、31日には例年催行している例大祭を行うことに。初めは神事だけでもという形で話が始まったが、少しでも賑わいをという声がありキリコと呼ばれる山車や囃子なども運行することになった。中川さんは祭りを振り返り、そこまでできると思っていなかったので、神社の事を思ってくれている人もいるのだと実感したと話した。
2026年は社務所を直して神事ができる形にすること、各町内会から祭りを再開したいという相談も受けているので、少しずつお祭りを再開したり通常の生活に戻れるように一歩一歩皆さんで進んでいきたいと中川さんは展望を語った。
「女川みらい創造・女川水産業体験館あがいんステーション」
女川水産業体験館あがいんステーション 店長 阿部真知子さん
電話出演
女川の新年の様子や7月に起きたカムチャツカ半島沖の地震で「津波警報」が発令された際の様子などを女川水産業体験館あがいんステーションの店長、阿部真知子さんにお話を伺った。
初日の出を見ようと2000人近くの人が集まった女川駅周辺エリア。今年は初めての試みとして石巻から臨時列車が運行され、乗客には女川町観光協会から「さんまのつみれ汁」と引き換えができる「おもてなし券」が配布された。
氷点下の気温となったシーパルピアでは、商店街のお店や仙台などから出店したお店が温かい物の販売をするなど、初日の出を見に来た人たちを出迎え、阿部さんが店長を務めるあがいんステーションも元日午前9時から営業をされていたそう。
7月30日の朝に起きた地震では、「津波注意報」が「津波警報」に変わった際に防災無線の呼びかけもあり、お店を閉めてすぐに避難を開始。「津波注意報」が出ていた段階で避難準備をしていたこと、また1年に1度避難訓練をしていた為、混乱もなく避難ができたと話す。
