「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 津波避難訓練」
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 館長 及川淳之助さん
南アルプス子どもの村中学校 禰津匡人先生・金子詩さん
林田悟志アナウンサー 取材リポート
東日本大震災で被災した「気仙沼向洋高校旧校舎」を当時のまま残し、「目に見える証」として震災の記憶と教訓を伝えている「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」では、先月23日に津波避難訓練が行われた。
開館から6年が経ち、来場者も減ってきていると話す及川館長。来場者を増やすために夏休み中はYouTube体験やプログラミング工作教室、防災いろはカルタなどのイベントを開催している。
今回の訓練には山梨県にある南アルプス子どもの村中学校の生徒が修学旅行の行程の一環で参加。参加した生徒の1人、金子詩さんは語り部の話や館内の見学をした感想として、海のない県なので津波の避難訓練をしないので考えたこともなかった、こういった機会に知れてよかったと話した。
