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2025年12月8日(月)放送

「荒浜磯獅子踊」
荒浜磯獅子踊りを再生する会 代表 庄子隆弘さん
村上晴香アナウンサー 取材リポート

震災で津波被害を受けた仙台市若林区の荒浜地区にかつて豊作を祝う踊りとして伝承されて、100年前に踊ったのを最後に途絶えたと伝わる謎多き郷土芸能「荒浜磯獅子踊」を復活させようと活動している「荒浜磯獅子踊を再生する会」は現在、30代から80代までの15人で活動をしている。代表の庄子隆弘さんは震災後の2014年に自宅のあった荒浜に、荒浜の暮らしや文化を語り合う「海辺の図書館」を開設したが、その際に改めて地域の歴史を学ぼうと文献を集めていたところ「荒浜磯獅子踊」という踊りがあることを知ったそう。その後、仙台市歴史民俗資料館に当時使われていた獅子頭と1956年に録音したとみられるカセットテープが保管されていることが分かると、昨年11月に70年前には成し遂げられなかった復活への思いを背負い、有志と共に「荒浜磯獅子踊を再生する会」を設立した。
ただ踊りは伝わっていないため、現在は名取の同じ系統といわれる熊野堂十二神鹿踊の方々から教えられた演目を行っている。「荒浜磯獅子踊」の演目ができるようになって初めて再生の第一歩が踏み出せたと思えるのかなと庄子さんは語った。

「荒浜磯獅子踊を再生する会」と「せんだい3.11メモリアル交流館」では引き続き「荒浜磯獅子踊」に関する情報を集めています。
情報をお持ちの方はぜひお寄せください。
(メモリアル交流館:022-390-9022)

「三陸沖を震源とするM6.9の地震から1カ月」
東北大学災害科学国際研究所 教授 遠田晋次さん
根本宣彦アナウンサー 取材リポート

宮城、岩手で震度4を観測し、岩手県沿岸に津波注意報が発表された三陸沖を震源とするM6.9の地震の発生から9日で1カ月となった。この地震はプレートとプレートの境界で起きた地震で、この領域では過去にも大きな地震が連続して起きている。
政府の地質調査委員会は先月13日の定期会合で今回の地震について、同じ規模の地震が起きやすい「続発領域」だと指摘した。このような場所ではプレートがゆっくり滑る「スローステップ」という現象が観測されている。ゆっくりと歪むため小・中規模の地震が多く起こりやすいが、これが引き金で大きな地震を誘発させる可能性もあるという。
また、プレート境界で起きる地震は揺れが大きくなくても津波が発生する可能性が高くなるため、津波の情報をすぐにとれるようにして、避難できるように備えて欲しいと遠田教授は話した。

番組へのメッセージ

番組へのおたよりおよび災害時の情報は以下方法で受け付けております。

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