3.11みやぎホットライン

月曜 19:00~19:30
tbcラジオ AM 1260kHz

radikoで聴く

2025年12月22日(月)放送

「地震の発生間隔・発生確率について」
東北大学災害科学国際研究所 教授 遠田晋次さん
根本宣彦アナウンサー 取材リポート

今年7月に発生したカムチャツカ半島沖の巨大地震は、前回1952年に同じ場所でM9クラスの巨大地震が起きてから73年となる。このクラスの地震はこれまでに100年から200年周期で起こるとされていたため、非常に短い間隔で同規模の地震が起きたというのは研究者には注目の結果となった。このことで自然現象というのは周期的ではなく気まぐれで動くというのが分かったと遠田教授は話す。今回の地震では蓄積された2倍の大きさの滑りが起きていたこと、そして同じ場所で2度のすべり加速が確認されている。この現象は「オーバーシュート」と呼ばれ、地震で断層がずれる時、勢いが強すぎて本来止まるべき位置を通り過ぎてしまう現象で、東日本大震災でも確認されている。今回の地震により巨大地震が毎回同じ量のひずみを解消するとは限らない事、そのため周期が変動し間隔が規則的ではなくなることが明らかになった。

「初の北海道・三陸沖後発地震注意情報」
仙台市防災・減災コーディネーター 早坂政人さん
スタジオ出演

今月8日に発生した青森県東方沖を震源とするM7.5の地震により、初めて「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表された。発表をうけた宮城県知事のコメントは、今すぐの避難を求めるものではなく、社会経済活動を継続したうえで今できる準備を徹底することが強調されていた。また、仙台市もホームページやSNSを通じて冷静な行動を呼びかけていたこともあり大きな混乱はなかったと早坂さんは話す。
後発地震注意情報が発表されると、地震発生時に迅速な避難が必要な地域に移住している方、つまり津波浸水想定区域に住んでいる方は「特別な備え」をする必要がある。
「特別な備え」とは、①直ちに避難できる態勢での就寝。ジャージで寝ることや枕元に防寒着や非常持出品、靴などを用意すること。②マイナンバーカードや身分証明書、貴重品などを仕事や外出の際にも持ち歩くこと。また、最低限の食べ物や飲み物、非常用トイレ、予備バッテリーを携帯すること。この2点になる。
16日に注意期間は終了したが、東日本大震災の発生当時も、地震から一か月以内にM7を超える地震が発生しているので、平時からの備えが重要であると早坂さんは話した。

番組へのメッセージ

番組へのおたよりおよび災害時の情報は以下方法で受け付けております。

バックナンバー一覧

3.11みやぎホットライン
トップに戻る